ゴミを増やさないことが持続可能な社会を実現する
京都ふろしきどっとこむでは、伝統的なデザインから今風のデザインまで魅力的なふろしきを購入できます。
そのふろしきは工夫次第で様々な用途に使えますが、基本となる使い方は物を包み運ぶアイテムです。
とはいえ、そんな基本となる使い方をする人も少なくなっています。
ただ、最近になってふろしきには持続可能性があるということで注目が集まっています。
というのも、そのきっかけになったのが、2020年7月より始まったレジ袋の有料化です。
レジ袋の有料化によって、レジ袋の購入をしない人は購入した商品を運ぶための袋が必要になりました。
レジ袋の代わりにエコバッグを使う人もいますが、荷物の量に合わせて袋の大きさを変えられませんし、
汚れたときに洗いにくいという欠点があります。
その点、ふろしきならば、包み方を変えれば量が少なくても多くても対応できます。
洗うのも、もとは一枚の布ですから簡単です。
そして使わないときには折りたたんでかばんに入れておけばいいだけです。
エコバッグに比べて、とても使い勝手が良いアイテムです。
これまで買い物をする度にもらっては捨てるだけだったレジ袋が、ふろしきに置き換えていけば資源が無駄になることはありません。
それはいま世界中が取り組んでいるSDGsを後押しすることにもなります。
今までにないふろしきの誕生
京都ふろしきどっとこむで購入できるふろしきを見ていくと、今までにない商品があることに気が付きます。
それは、新素材を使った撥水ふろしきです。何が新しいのかというと、原材料にペットボトルを99%使っています。
水やお茶を飲むために使われているペットボトルは、毎日大量に製造され捨てられています。
SDGsを考えるならば、そのペットボトルをただのゴミで終わらせるのではなく、新たな使いみちを探すことが効果的な取り組みです。
ペットボトルをシルクやコットンに代わる新素材として生まれ変わらせることは、そういう点で理想的な解決策と言えます。
しかも、ペットボトルから作られた繊維ですから、撥水性に優れており布のように濡れることはありません。
ですから、雨の中で水に触れさせたくないものを包んだり、水気の多い生鮮食品を運ぶときなどには最適です。
ちょっと汚れたとしても、浸透しているわけではないのですぐに落ちます。
さらに水は通さないけど空気は通すという性質があるので、蒸れにくいというメリットもあります。
このように優れた機能性があるので、日常的な買い物だけでなくキャンプや登山などのアウトドアをするときにも活躍します。